11/12/2023 00:00
目次
目次
✔ 人生をガラリと変える帰宅後ルーティンとは
✔ 響いた部分
✔ 読書で学んでも過去の自分や他人を卑下しない
✔ 朝10分読書する
✔ 習慣化したいことへ楽しさをプラスする
✔ 本来の目的を見失うな
✔ 今回の本
『自己啓発にせよ、勉強にせよ、仕事にせよ、サイドプロジェクトにせよ、
私が最も大切にしているのは「持続可能である」ことだ。』
そう話す著者の、習慣化するためのエッセンスが詰まった本。
『成功させよう ではなく コツコツやろう』
主張としてはこれなんだけど、読むと新たな気づきがある。習慣化のコツが大変参考になる。
『目指すは成功することではなく、毎日1%前後の小さな成長を続けることにある。
他人から見たらつまらないレベルのことを黙々とやり続けてきた人々は、結果的に他人がうらやむ成果を上げるものだ。』
やはり習慣化の力はすごいんだ。
習慣化するためのコツなんてもう知ってる、いろんな本で読んできたもん。そう思っていたけれど、学びがあった。
本当に実践したいことほど「やならいといけないのに」という考えを捨ててほしい。(中略)
「やらないといけないのに・・・」と思うたびにやる気が失せると考えよう。(中略)
あることに、あまりにも大きな意味づけをすると、始めるときも実行する時も失敗するときも感情が大きくぶれる。
それ自体が大きなエネルギー消耗につながる。
人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」
そうか、毎日これをやりたい! とか、やらなければ! とか、思いを込めすぎることは継続の足かせになるんだ。
ポジティブな気持ちなんて持てるだけ持っておいた方がいいと思っていた。
だけど、「継続」という観点ではちょっと違うんだな。
思いを込めすぎない というのも習慣化にはけっこう重要なのだ。
そういえば、習慣化のコツとしてよくきくことばに「小さくはじめる」がある。
「小さくはじめる」がいいのは、思いを込めすぎないという意味でもあるんだ!
先日読んだ書籍「ロングゲーム」で小さくはじめる意味を 抵抗する気がおきないほど小さな動作ではじめる と理解したばかり。
習慣化するためのコツなんてもう知ってる、いろんな本で読んできたもん。そう思っていたけれど、学びがあった。
「人生をガラリと変える帰宅後ルーティン」を読んでやってみたことを3つ紹介します。
本書を読んでいて何気ないこの部分が私の心に刺さった。
目標を達成することよりよっぽど重要なことは、今すぐ幸せになることだ。(中略)
自分が夢見る「理想の私」と「今の私」を比較して挫折するくらいなら、目標を決めないほうが良策かもしれない。
目標は一日一日ふらつかないように方向を定めるための存在で、「今の私」をつまらないと思わせるために存在するのではないのだから。
人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」
そうか、そうだよな。
自分が読書をしている目的って、楽しくて向上心が満たされる思いがするからであって、過去の自分を卑下したり悲観したりするためじゃない。
ましてや、他人にだってそう。
新しい考え方や良い実践方法を知ったとして、それをしていない周りの人や他人を見下したりするのは違う。
周りの人にそんな態度をとるなら(そして人を遠ざけることになるなら)、読書なんてしない方がいい。
読書やブログ(ビジネス本やってみた)は自分が楽しくて始めたこと。
自分や他人へネガティブな感情を抱くためじゃないんだ。
振り返れば、最近の自分の心の声は他人への見下し発言であふれていた気もする。(言葉には出していないが)
例えば、本で読んだ「社内評価ではなく自分の市場価値を高める努力をすべき」に納得した時、
社内評価を上げようと行動する人を見ては、「それはどうなの」とか「見てるとこ違うでしょ」とかネガティブで否定的な感情を抱いていた。
たぶん態度に出てるときもあったんじゃないか。
たまたまその時期に両親と話す機会があり、この話をしたときに何気なく父が言ったことば。
「みんな、その人なりの生きていく術を持っているね。考え方やタイプは全然違うけど。全然違ってて面白いねー。」
それを聞いてネガティブな気持ちがすっと消えた記憶があった。
他人のよい点を見る、とかよく言う。当然自分はできている(決して短所を見つけてはブーブー言うような人間ではない)と思っていたけど、それは勘違いだったのかも。
最近の自分、よくなかった。
非常にそう思った。
自分とは違う考えの人を否定しない。読書で学んでも過去の自分や他人を見下さない。
自分の読書の目的をもう一度振り返ろう。
本書を読んで、このことに気づいてよかった。
ネガティブに心が乱されることが減った。
読書は自分が自分の目的のために取り組んでいるもので、他人を否定したり見下す目的でやっているんじゃない。
このことをしっかり認識してから、日常で他人に対するネガティブな感情をもつ頻度が明らかに減った。
たぶん前より他人へ優しくなった。そんな気がする。。
私の読書時間は朝・夕の通勤時間各10分と隙間時間。
読書時間を確保するための考え方は「10分以上の暇な時間ができたら読書する」と決めていること。
でもなかなかその時間は取れない・・・
そもそも時間ができたらやる、という考えだと時間は確保しずらい。
時間もお金と同じように考えるべきだときく。
貯金額を増やしたい場合、余った分を貯金するのではなく、先に貯金したい額を確保する(貯金する)のがいい。
時間も同じで、もっと読書する時間が欲しいのであれば、隙間時間ができたら読書する ではなく、先にとりたい読書時間を確保するのがいい。
「帰宅後ルーティン」の著者は朝の時間割に10分間の読書がセットされているそう。
そして自分もその10分は朝がいい。
よし!今日から朝活に「10分間の読書」を取り入れます!
これ、できてません!
できていない原因は明らか。
時間があまったらという考えをまた繰り返してしまったためです!
「朝活で時間があまったら最後10分読書しよう」と思っていました。
やりたいことの時間は先に確保しないといけないのに・・・
義務感ではなく楽しさが大切
人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」
本書を読んで「楽しさ」を最近忘れていたことに気づいた。
読書から学んだことを実践するのだ!と燃えていたけど、楽しむことを忘れていないか。
読書もこのブログも、誰に指示されたわけでもなく、自分が楽しくて始めたこと。
この記事の中盤にも書きましたが、習慣化したいことを「やらないといけない!」と強く思いすぎることは、逆に習慣化の妨げになるそう。
思いを込めすぎると実行するときも失敗するときも感情が大きくぶれる。
大きなエネルギーを消費する。
本書の筆者は「やらないといけない」と思うたびにやる気は失せると考えるそう。
力を抜いて軽やかに楽しく。
今義務感で習慣化しているものを、今より楽しく取り組むためにはどうすればいいか、考えてみよう。
朝活で実施している「体操」へ「好きな音楽を聴きながら」をプラスしました。
朝活の体操、最初は無音でラジオ体操をしていたのですが、義務感たっぷりでやっていたので、変えました。笑
朝一で好きな音楽が聴けるという楽しさをプラス。
今はこの2曲にはまっています。
楽しさをプラスしたおかげか、朝の体操は継続できており、最近は体操ではなく筋トレもプラスしました。
毎朝、腹筋をm-floの1曲分やっています!
問題は何を(What)学んだかではなく何のために(Why)学んだのか。
読書やブログ(ビジネス本やってみた)は自分の目的のため。
私の目的は「楽しさ」「向上心」。
完全に見失っておりました。
ルーティン化や読書に燃えている人は今回の私のような話、あるあるなんじゃないでしょうか。
少しでも皆さまの参考になれば嬉しいです。
また来週も月曜にお会いします。ではっ
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